米社債保証コスト、1週間ぶり大幅上昇-クレジットデリバティブ

19日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが1週間ぶ り大幅上昇となった。取引の早い段階では低下していたものの、先 週の米新規失業保険申請件数が予想外に増加して昨年11月以来の 高水準に達し、景気鈍化の拡大懸念が再燃したことから上げに転じ た。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指 標であるマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)のス プレッドは、ニューヨーク時間午後4時16分(日本時間20日午前 5時16分)現在、3.4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇の109bp。一時は104.8bpまで下げていた。

失業保険申請件数は信用市場が織り込んでいるよりも大幅な景 気減速のリスク上昇を示唆していると、BGCファイナンシャルの 主任ストラテジスト、ピーター・チェッキーニ氏は指摘。「新規失業 保険申請件数が再び50万件に増えたことは明らかに悪いトレンド だ」と述べた。

CMAによれば、家電販売の米ラジオシャックの社債保証コス トは5月31日以来の低い水準。買収対象としての妙味を減らそうと、 自社株買い戻し計画の規模を拡大したことが手掛かり。同社債のC DSスプレッドは59bp下げて232bp。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE