米社債保証コスト、約1週間ぶり低水準-クレジットデリバティブ

18日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストがここ1週 間余りで最低となった。景気回復ペースが鈍化しているとの見方が 強まるなか、投資家は比較的安全とされる投資適格級債券に関心を 寄せている。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指 標 であるマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)の スプレッドは、ニューヨーク時間午後5時18分(日本時間19日午 前6時18分)現在、1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下の105.9bp。この2日間で4.7bp下げている。スプレッド低 下は通常、投資家心理の改善を意味する。

景気減速から、米連邦準備制度理事会(FRB)が債券購入を 拡大する可能性があるとの観測が広がっている。FRBは19日に償 還期日2016年8月から20年8月までの米国債を購入する計画だ。 借り入れコストの低下を狙い、17日には25億5100万ドル(約2180 億円)を買い入れた。

ファースト・インベスターズ・マネジメントのマネーマネジャ ー、ラジーブ・シャーマ氏(ニューヨーク在勤)は「いまだに景気 回復ペースが疑問視される状況だ」と指摘。「依然として債券への投 資志向が見られ、CDSスプレッドは低下している」と述べた。

CMAによれば、欧州2位の石油会社、英BPの社債保証コス トが低下。BPのCDSスプレッドは5.3bp下げて220bpと、今 月9日以来の低水準となった。

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