スペイン:11年の公共事業、予定より拡大へ-赤字補てんの増税せず

スペインのサルガド財務相は 18日、来年のインフラストラクチャー向け支出を当初予定より少な くとも5億ユーロ(約550億円)増やすとともに、財政赤字補てん に向けた増税は実施しない方針を明らか にした。

公共事業への追加支出は他の分野の支出削減で賄うため、全体 の支出は増えないという。

同財務相はマドリードでの記者会見で、政府の目標は「福祉国 家を維持しつつ、景気回復と雇用創出を後押しすることだ」と述べ、 マクロ経済目標の「達成に自信がある」と述べた。

スペインのサパテロ首相は先週、同国の借り入れコストが低下 したのを踏まえ、インフラ支出を60億ユーロ削減する計画の一部を 撤回する余地がありそうだと表明していた。

財務相は法人税引き上げの計画はないとし、いかなる個人の税 率変更も政府の増収ではなく、社会の平等拡大を目指すものになる と説明した。

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