BHP社債保証コスト急上昇-ポタシュ買収案で格下げ警戒

18日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場で、世界最大の鉱山会社、英・オースト ラリア系BHPビリトンの社債保証コストが1年半弱で最大の上昇と なった。カナダの肥料メーカー、ポタシュに対する400億ドル(約3 兆4130億円)規模の敵対的買収案が、BHPの格付けへの重しとな るとの懸念が強まった。

CMAによると、BHP債のCDSスプレッドは26ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の107bpとなり、2009年3 月30日以来の大幅上昇となっている。同社に対するスタンダード・ アンド・プアーズ(S&P)の格付けは「A+」。ムーディーズ・イ ンベスターズ・サービスはS&Pと同等の「A1」を付与している。 これはポタシュの格付け「Baa1」を3段階上回る水準。

BNPパリバのクレジットアナリスト、ヘンリ・アレクサライン 氏(ロンドン在勤)は、「信用市場では1-2段階の格下げが予想さ れていた。これは個人的にも極めて妥当だと思う」と述べた。

BHPビリトンはこの日、1株当たり130ドルの買収提案をポタ シュの株主に直接持ち掛けた。ポタシュの経営陣は前日、BHPから の同価格での買収案を拒否していた。

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