キヤノン:次世代パネルSEDの会社解散-TV価格下落で

キヤノンは18日、一時は薄型テレ ビとして商品化を目指した次世代パネルのSED(表面電界ディスプレ ー)事業を手掛ける全額出資子会社を9月末で解散すると発表した。12 月下旬に清算完了予定。薄型TVの価格下落が続く中、コスト面で事業 化は困難と判断した、としている。

SEDはキヤノンと東芝が開発、2004年に共同出資会社を設立し て搭載TVの製品化を目指した。しかし、関連特許をめぐる米社との訴 訟長期化などが響いて07年1月に東芝が資本を引き揚げ、同年5月に はキヤノン自体もテレビ発売を当面見送ると発表していた。

18日の発表資料によると、SEDパネルの研究開発はキヤノン本 体で継続予定。同社広報担当者のリチャード・バーガー氏は、今回の解 散が業績に与える影響は「ほとんどない」と述べている。

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