アイカーン氏、米チェサピークの優先株を約300億円取得-4~6月に

米投資家カール・アイカーン氏は、 4-6月(第2四半期)に米天然ガス会社チェサピーク・エナジーの 転換優先株を3億5000万ドル(約300億円)相当取得した。エネルギ ー業界への投資強化の一環。

チェサピークのオーブリー・マクレンドン最高経営責任者(CE O)によると、アイカーン氏は同社が5月と6月に発行した計26億ド ル相当の転換優先株を一部取得した。4-6月期には同社の普通株 1060万株を取得したことが、今週の届け出で明らかになったばかりだ った。取得した転換優先株が、報告された普通株保有とは別のものか どうかアイカーン氏に確認を試みたが、返答は得られていない。

アイカーン氏(74)はチェサピーク株が同業他社に比べて割安に 推移する中、同社株を買い増している。同氏率いるヘッジファンドは、 英石油会社BPがメキシコ湾で米史上最悪の原油流出事故を起こした 4-6月にも、エネルギー株に資産の16%に相当する約9億2900万 ドルを投資した。

マクレンドンCEOは電子メールで「アイカーン氏はわれわれに 対し、当社の資産と経営陣は素晴らしいと述べるとともに、過小評価 されているとの見方を示した」と、同氏による優先株取得の理由を説 明。同CEOは1989年に、現在は同業の米サンドリッジ・エナジーで CEOを務めるトム・ウォード氏と共にチェサピークを創業した。

チェサピーク株は09年に60%上昇。年初来では18%下落してい る。

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