オランダのAPG:アジア地域で不動産投資拡大へ-対日投資は弱気

オランダ最大の年金基金APG は、アジア経済の成長を取り込むため、今後3-5年に同地域への 不動産投資を10億ユーロ(約1100億円)増額する方針だ。

APG傘下のAPGインベストメント・アジアで不動産戦略責 任 者を務めるダーン・ファンアールト氏(香港在勤)は電話インタ ビューで、APGは中国やインドなどの新興市場の住宅用不動産に 投資する計画だと述べた。現在アジア地域の不動産で40億ユーロを 運用する APGは、同地域への投資配分を現在の21%から今後3 -5年で24%に引き上げることを目指しているという。

ファンアールト氏は「国が成長して中間層が形成される過程で は、 多くの人々にとって良質で安価な住宅が必要になる」と述べた。

同氏によれば、APGのアジア地域での不動産投資のうち約 80%は、日本やオーストラリア、香港、シンガポールなどの先進国・ 地域に振り向けられている。こうした市場でAPGは豪州の小売り や物流 関連資産を選好する一方、日本については他に比べて魅力的 でないという。

同氏は「経済情勢に加えて相対的に不動産投資利回りが低いた め、現状では日本への追加投資について当社は弱気だ」と語った。

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