ブラジル三井物産:高速鉄道計画にリスク、連携望む-副社長(訂正)

ブラジルの高速鉄道事業の受注 を目指す日本の企業連合の幹事を務める三井物産は、同プロジェクト には地質と需要面でリスクがあるとして、入札の延期が「理想的」だ とみている。

ブラジル三井物産の鈴木雅雄副社長は16日、サンパウロからの 電話インタビューで「このリスクを軽減するための詳細な地層調査を 短期的に実施できる可能性はないだろう」と述べた。入札は12月 16日に予定されている。

鈴木副社長は企業連合は同プロジェクトの「さまざまなリスク」 をブラジル政府や現地企業と共有したい考えだとし、「もし最終的に 参加しないとすれば、それはわれわれの単独判断ではなく、ブラジル 企業を含むグループの総意となるだろう」と語った。

同国のパソス運輸相は7月、韓国や中国、ドイツ、イタリア、フ ランス、スペインも入札に関心を示していると説明していた。

鈴木副社長によると、最も深刻なリスクは需要。三井物産率いる 企業連合が実施した調査によると、高速鉄道の年間乗客数はブラジル 政府が見込む3300万人を大きく下回る。同調査の詳細は明らかに しなかった。

首都ブラジリアにある日本大使館の経済班書記官、中谷誠志氏に よると、同企業連合には三菱重工業や東芝、日立製作所が含まれてい る。

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