英RBSなど銀行の起債、信用市場で活況-利回りが5年ぶり低水準で

17日の信用市場では、英銀ロイ ヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)を中心に 銀行が総額75億ドル(約6400億円)を起債した。銀行の借り入れ コストが約5年ぶりの低水準に下がったことを踏まえたものだ。

RBSは36億ドルを起債。バンク・オブ・アメリカ(BOA) メリルリンチの指数によると、金融債の利回り平均は16日に3.815% と、2005年6月以来の低水準となった。ブルームバーグのデータに よれば、HSBCホールディングスやINGグループ、ウエストパッ ク銀行、BOAも17日、債券の募集を開始し、起債額は銀行のドル 建て債としては7月21日以来最大だった。

金融債の国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は、欧州の ソブリン債危機や米金融規制改革の見通しで信用市場が混乱した5月 以降、社債全体と比べて速いペースで縮小している。ブルームバーグ のデータによると、銀行の起債は今月これまでに245億ドルと、1月 以来最大となる勢いだ。

フィフス・サード・アセット・マネジメントのマネーマネジャー、 マーコ・ミケリック氏は「全般的にみて、債券を発行するには良い時 期だ。スプレッドが相当縮小した状態にあるのに加え、利回りが極め て低水準にあるためだ」と述べた。

BOAメリルリンチの指数でみると、RBS債のリターンは今月

1.89%で、米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(A IG)の2.29%の次に好調だ。

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