VWやスズキなど印進出メーカーが部品不足に直面-納車3カ月待ちも

インド・ムンバイ在住の宝石デザ イナー、ウトカーシュ・パラスラムプリア氏は、ドイツの自動車メー カー、フォルクスワーゲン(VW)「ポロ」の納車を約3カ月待ってい るが、いまだに納車のめどは立っていないという。価格58万ルピー(約 106万円)のポロの手付け金を5月に支払った同氏(25)は「現在、別 の車の購入を真剣に検討している」という。

アジア3位の自動車市場であるインドでトップを争うスズキと韓 国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)も、バッテリーや エンジン鋳造部品などの不足により生産抑制を強いられており、一部 モデルについて納車待ちリストを導入した。

インドの自動車メーカー、タタ・モーターズは、国内部品メーカ ーが今年の国内自動車販売の30%を超える急増を予想できなかった ことから、タイヤを中国から輸入している。

インド自動車工業会(SIAM)の会長を務めるインドのスポー ツ型多目的車(SUV)メーカー最大手マヒンドラ・アンド・マヒン ドラのパウワン・ゲンカ社長は「少なくとも向こう3、4カ月、問題 は解決しないだろう」と述べた。

同社長によれば、マヒンドラは部品不足のため4-6月期の生産 台数が望んでいた水準よりも12%下回った。インドの自動車最大手、 スズキのインド部門マルチ・スズキ・インディアは「スイフト」と「デ ィザイア」の納車が最長1カ月待ちとなっている。

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