米フェースブック経営権を主張する訴え、26万円の小切手が裏付けも

世界最大のソーシャル・ネットワ ーキング・サービス(SNS)運営会社、米フェースブックの株式84% を保有する権利を主張するニューヨーク州在住の男性が、同社とマー ク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)に対する訴えを裏付け る可能性がある3000ドル(約26万円)の銀行小切手の写しを保有し ていることが分かった。

換金済みとされるこの小切手はザッカーバーグCEOに振り出さ れており、日付は、訴えを起こしたポール・セグリア氏が2003年に同 CEOと契約を結んだとされる3日前だ。セグリア氏は裁判所資料で、 この契約がフェースブックの経営権を同氏に与えるものだと主張して いる。

セグリア氏の弁護士テレンス・コナーズ氏によると、小切手の写 しは先週、コミュニティ・バンクのニューヨーク州ウェルズビルの支 店からセグリア氏側に提出された。

セグリア氏(37)は6月30日に起こした訴訟で、2003年に当時 ハーバード大学の1年生だったザッカーバーグCEOと仕事の契約を 結んだと主張。セグリア氏がザッカーバーグCEOにプログラミング の仕事を頼み、「ザ・フェース・ブック」と呼ばれるプロジェクトにつ いて50%の株式と引き換えに1000ドルを出資。契約では、セグリア 氏がそのサイトの導入の遅れに対して追加で34%の株式を取得でき ることも盛り込まれたという。

ザッカーバーグCEOの弁護士は、同CEOがセグリア氏のため に働いたことがあると述べたが、フェースブックの経営権譲渡に関し ては否定した。また同社の広報担当アンドルー・ノイズ氏は16日に電 子メールで問い合わせに応じ、「ザッカーバーグCEOがセグリア氏の ために仕事をしたことについて反論していない」とした上で、「原告側 が主張するそれ以外のことは誤りで、訴訟に根拠はない」と断言した。

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