英国債:下落、株高を嫌気-5カ月連続3%超のインフレ率も売り材料

英国債相場は下落し、10年債 利回りは1年5カ月ぶり低水準から上昇した。株高に加え、この日発 表された7月のインフレ率が5カ月連続で政府目標の上限である3% を上回ったことが背景にある。

2年債利回りは過去最低付近から上昇した。米格付け会社ムーデ ィーズ・インベスターズ・サービスはこの日、英国が最高格付けを維 持できる公算は大きいとの見方を示したが、利回り押し下げには至ら なかった。英政府統計局(ONS)が17日発表した7月の消費者物 価指数は前年同月比3.1%上昇。6月は3.2%上昇だった。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミストを対象とした調査中央値 と一致した。

RBCキャピタル・マーケッツ(ロンドン)の債券ストラテジス ト、サム・ヒル氏は、「このようなあまり展開のない状況で、インフ レのデータが飛び抜けて悪い材料の1つだった」と述べ、「この日は リスク志向があり株式相場が堅調に推移していたため、国債相場は若 干下げた」と続けた。

ロンドン時間午後4時43分現在、10年債利回りは前日比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.07%。同国債 (表面利率4.75%、2020年3月償還)価格は0.34ポイント下

113.84。2年債利回りは0.71%と、前日から3bp上げた。

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