米鉱工業生産:予想上回る伸び、自動車が夏季休業を返上

7月の鉱工業生産は予想を上回 る伸びだった。

米連邦準備制度理事会(FRB)が17日に発表した7月の米 鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整 値、2002年=100)は前月比1%上昇した。ブルームバーグがま とめたエコノミストの予想中央値は0.5%上昇だった。7月は自動 車生産が特に拡大した。

製造業部門の生産は1.1%増。自動車・同部品は前月比で

9.9%増加と前月のマイナス2.5%から大幅なプラスに転じた。自 動車・同部品を除く製造業部門の生産は0.6%増(前月0.3%減) だった。

米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)やクライス ラー社は昨年、会社更生法適用に伴い50%近い減産を実施してお り、今年は通常の夏季工場閉鎖を実施せずに生産を続けた。しかし、 自動車メーカーは今後も同様の生産体制を維持する計画はないよ うだ。

フォード・モーターのアナリスト、ジョージ・パイパス氏は先 月のインタビューで、フォードは不安定な景気回復を考え現行モデ ルの生産を拡大する予定はないと述べた。

7月の鉱工業設備稼働率は74.8%に上昇したが、過去20年 間の平均値80%は下回っている。

公益事業部門は0.1%増。前月の2.3%増から伸びが縮小した。

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