元シティとゴールドマン社員ら、東南アジア向けメザニンファンド設立

シティグループとゴールドマン・ サックス・グループの元バンカーが設立したケンダル・コート・パー トナーズは、債務と株式の融合型資金調達への需要が高まる東南アジ ア向けに設立したメザニンファンドで1億5000万ドル(約130億円) を集めた。

シンガポールを拠点に約4億ドルを運用する同社のマネジングパ ートナー、クリス・チア氏は、世界的な信用危機を受けて、東南アジ ア地域で競合相手だったヘッジファンドや投資銀行の自己勘定部門が 借入金による資金調達から撤退した後、融合型であるメザニンファイ ナンスについて一段と強気な見方を示した。設立6年の同社は、新株 発行による株式の希薄化を避けたい、あるいは資本市場へのアクセス や銀行からの借り入れが難しい企業や企業買収会社に対して資金調達 の代替手段を提供する。

チア氏は「今回の金融危機でわれわれの世界観は大きく変化した。 2004年に最初のファンドを開始した時よりも、現在はこうした調達手 法がより身近になっている」と語った。同氏はシティの東南アジア投 資銀行チームでバイスプレジデントを務めていた。

「ケンダル・コート・メザニン(アジア)ブリストル・メリット・ ファンド」は、東南アジアに特化した同社2本目のメザニンファンド。 同社によれば、今月13日の募集終了までにすでにインドネシアで3件 の取引に投資し、既に処分したそのうちの1件で22%のリターンを上 げたという。

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