米ベインやペルミラ、台湾CATV2位の最終買い手候補に-関係者

韓国のプライベートエクイティ(P E、未公開株)投資会社、MBKパートナーズは、同社が所有する台 湾2位のケーブルテレビ(CATV)運営会社チャイナ・ネットワー ク・システムズ(CNS)の最終的な買い手候補として、米投資会社 ベイン・キャピタルやペルミラ・アドバイザーズなど複数の投資家を 選んだ。買収価格は少なくとも20億ドル(約1700億円)に上るとみ られる。事情に詳しい関係者4人が明らかにした。

買い手候補は9月後半までに最終案を提示しなければならない。 交渉が非公開であることを理由に関係者らが匿名を条件に語った。こ のうち1人によれば、MBKは豪マッコーリー・グループからも最終 案の提示を受け入れる。

米カーライル・グループの元幹部らが設立したMBKは、台湾の 主要株価指数が過去1年間で15%上昇し、香港および中国株をアウト パフォームする中で、CNS売却を進めている。関係者1人によると、 監督当局の承認を得やすい台湾の買い手への売却を選択する可能性も ある。

KGIセキュリティーズのアナリスト、ビンセント・リアオ氏(台 北在勤)は「台湾のCATV業界は成長が停滞しており、台湾当局が 営業エリアの規制緩和を進める中でさらに厳しい競争にさらされるこ とが予想される」と説明。その上で、CNSの買い手候補は「引き続 きかなり安定したキャッシュフローが得られることに着目している」 と指摘した。

MBKは2006年10月、CNS株の60%を309億台湾ドルで買収 することで合意した。関係者によると、現在では事実上、完全に経営 を掌握している。

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