米政府支援機関のMBS、リターン低迷-ローン借り換え加速を懸念

米政府支援機関の住宅ローン担保 証券(MBS)相場が振るわない。7月には過去最高値に上昇したも のの住宅ローンの借り換え加速が懸念され、パフォーマンスで米国債 に今年に入り最も大きな後れを取っている。

バークレイズの指数データによると、連邦住宅抵当金庫(ファニ ーメイ)、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)、ジニーメイ(連 邦政府抵当金庫)のMBSは、今月これまでのリターンが米国債を

0.24ポイント下回っている。ファニーメイのMBS(表面利率6.5%) は、米国債相場の上昇に反し額面1ドル当たり109.16セントと、過去 最高値を記録した7月27日の109.94セントから下落した。

新規住宅ローン金利が前例のない低水準に達したことで、比較的 新しい融資を中心に借り換え需要はさらに強くなる見込み。全米抵当 貸付銀行協会(MBA)によると、申請件数は約1年ぶりの高水準で 推移している。

住宅所有者の一部がファニーメイやフレディマックの新規ローン を受けられない状態になっているのを受け、米政府が緩和措置を導入 することにより、MBSのリターンはさらに悪化するとの観測が強ま っている。

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