7月の米鉱工業生産は上昇、住宅着工件数は増加か-BN調査

【記者:Shobhana Chandra】

8月17日(ブルームバーグ):米景気の持続的な回復が難航する 中、7月の米鉱工業生産指数と住宅着工件数は前月の落ち込んだ水準 から持ち直したようだ。

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査によると、17日発 表の7月の鉱工業生産指数は前月比0.5%上昇(73社の予想中央値)。 設備入れ替えで年央に操業停止する工場が減り、自動車の生産回復を 中心に同指数は上昇したとみられる。同日公表の7月の住宅着工件数 は4月以来で初めて増加し、物価は抑制されていることが示されるも よう。

BNPパリバの米国担当上級エコノミスト、ジュリア・コロナド 氏は「抑制された景気回復の様相を呈している」と指摘。「最終需要が 非常に軟調なことを踏まえて、製造業の生産拡大は一段と緩慢なペー スになるだろう」と述べた。

米連邦準備制度理事会(FRB)は7月の鉱工業生産指数を午前 9時15分(ワシントン時間、以下同じ)に発表する。調査の予想レ ンジは前月比変わらずから1.2%上昇。6月は同0.1%上昇。同月は 製造業部門が過去1年で最大の落ち込みとなったものの、気温上昇で 電力使用量が増え、プラスとなった格好だった。

米商務省が午前8時半に発表する7月の住宅着工件数は56万戸 (年率、73社の予想中央値)に増加したようだ。6月は54万9000 戸と、8カ月ぶりの最低水準だった。予想レンジは52万5000戸- 61万5000戸。

また同時刻に米労働省が発表する7月の生産者物価指数は、前月 比0.2%上昇(74社の予想中央値)と、3月以来初のプラスが予想さ れている。

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