【テクニカル分析】原油移動平均がデッドクロスに接近~一段安の兆し

原油の100日移動平均が200日 移動平均を上から下に抜ける「デッドクロス」に接近している。デッ ドクロスは一段安の兆しとみられている。

直近のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物100日 移動平均は1バレル=78.05ドル、200日移動平均は同77.85ドル。 両者の差は過去1カ月間で約80%収れんしてきた。デッドクロスは短 期の移動平均が長期の移動平均を上から下に抜ける状況。

VTBキャピタル(ロンドン)のアナリスト、アンドレイ・クリ ュチェンコフ氏はインタビューで、「100日移動平均が200日移動平 均を下回ると弱気になる」と述べた。

100日移動平均は昨年7月10日から200日移動平均を上回って いる。この間、原油先物先物は26%上昇した。100日移動平均が最後 に200日移動平均を下回ったのは2008年11月で、その翌月に原油 相場は4年ぶりの安値32.40ドルを付けた。

ペトロマトリックスのマネジング・ディレクター、オリバー・ジ ェイコブ氏(スイスのツーク在勤)は「テクニカル的には高値と安値 が下げ続け、原油相場は確実に下げるモメンタムに入っている。唯一 の明るい材料は75ドルが下値支持線として維持できていることだ」 と述べた。

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