ブラジル株:ボベスパ指数は過去2週間で最大の上昇率、金利見通しで

16日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が3営業日続伸し、ここ2週間で最大の上昇率とな った。同国中央銀行のメイレレス総裁が、国内金利が「一貫して低下 する」との見通しを示したことが好感された。

シレラ・ブラジル・レアルティは3.6%高と、10営業日ぶりに上 昇。金利がそれほど上昇しないとの観測から住宅建設株の見通しが好 転した。国内2位のカード決済会社レデカードは2.3%高。金属価格 の上昇を受けて、鉄鉱石生産のヴァーレとMMXミネラサン・エ・メ タリコスも買われた。

ボベスパ指数は前週末比0.7%高の66701.89。同指数構成銘柄の うち値上がりしたのが45銘柄、値下がりは20銘柄だった。通貨レア ルは1.1%高の1ドル=1.7535レアルと、ここ3週間で最大の上昇を 記録した。

ブラジル中銀がエコノミスト約100人を対象に実施し、この日公 表された調査の結果で、同国の今年の経済成長率は7.09%(中央値) と予想され、前週の7.12%から見通しが下方修正されたことが明らか になった。予測が2週連続で引き下げられたことで、同国の金利先物 2012年1月限の利回りは14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下し、11.33%となった。

レガン・アドミニストラサン・ジ・レクルソス(サンパウロ)の 運用担当者ファウスト・ゴウベイア氏は「ブラジルにとってインフレ が抑制された状態での良い水準の成長率だ」とした上で、「GDPの見 通しは引き下げられたが、金利先高観がないことも重要だ」と指摘し た。

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