米バークシャー、デリバティブ取引縮小も-米金融規制改革法の成立で

米資産家ウォーレン・バフェット 氏が率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイはデリバティブ (金融派生商品)で600億ドル(約5兆1200億円)余りのリスクを抱 えているが、金融規制改革法による担保設定義務を理由に新たな契約 を縮小する可能性がある。

バフェット氏から金融規制改革に関するロビー活動を任されたデ ービッド・ソコル氏は、金融規制改革法に盛り込まれたデリバティブ に関する条項に対して「心配していない」と述べた一方で、バークシ ャーはデリバティブ契約の売り手となる機会が減る可能性があると指 摘した。

ソコル氏は16日にブルームバーグのニューヨーク本社でインタ ビューに応じ、「同額の担保を差し出す必要が生じる場合は、企業の信 用の質の価値を反映した市場価格を得ることはできない。そのため、 われわれはそうしたリスクを取らないだろう」と説明。金融規制改革 法は「結局のところ、プライシングの変更という影響をもたらす」と 指摘した。

同氏は金融規制改革法成立前に結ばれたデリバティブ契約に関し て担保設定を義務付ける規制に反対するロビー活動で成功を収めた。 バークシャーは当局に今月提出した書類で、金融規制改革法は「一部 事業に影響する可能性があるが、連結決算に重大なインパクトを与え ない見通しだ」との見解を示していた。

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