NY原油(16日):小安い、景気回復懸念で5週間ぶり安値

ニューヨークの原油先物相場は 小安い。ドルがユーロに対して下げた一方、世界的な景気回復足踏み の兆しに原油価格は圧迫され、5週間ぶりの安値を付けた。

原油は7月12日以来の安値に下落。8月のニューヨーク連銀景 況指数や米住宅市場指数、また日本の4-6月期国内総生産(GDP) はいずれも予想を下回った。一方で、先週4%上昇したドルはこの日 は下げ、代替投資先としての商品の魅力を強めた。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチの マイケル・リンチ社長は、「相場を左右しているのは景気見通しだ」 と指摘。「現時点では、投資家心理はどちらかというと弱気だ」と続 けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前営 業日比15セント(0.20%)安の1バレル=75.24ドルで取引を終 了。一時は74.86ドルまで下げる場面もあった。先週は週間ベース で6.6%安と、6週間ぶりの大幅安となった。過去1年間では11% 上昇している。

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