英国債:上昇、2年債利回りは過去最低-株安と景気回復の失速兆候で

英国債相場は上昇。2年債利 回りは過去最低を記録した。株安に加え、世界的な景気回復が失速し つつあるとの兆候で、比較的安全とされる国債に対する需要が高まっ た。

10年債利回りは昨年3月以来の最低となった。17日発表される 7月の英インフレ率は低下が見込まれている。この日発表された8月 のロンドンの住宅の希望売却価格は下落した。また、日本の4-6月 期実質GDP(国内総生産)は前期比年率0.4%増と、事前予想 (2.3%増)を大きく下回る成長にとどまった。

ドイツ銀行(ロンドン)の債券ストラテジスト、モヒト・クマー ル氏は、「イングランド銀行(英中央銀行)は当面、こうした環境下 で利上げはできないだろう。日本型デフレを回避するには、慎重にな るよりは積極的に出ることのリスクを受け入れた方が賢明だ」と述べ、 「特に長期債が支えられるだろう」と続けた。

ロンドン時間午後5時7分現在、10年債利回りは前週末比10 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.03%と、昨 年3月20日以来の低水準。同国債(表面利率4.75%、2020年3 月償還)価格は0.84ポイント上げ114.175。2年債利回りは

0.673%まで低下した。

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