前英予算責任局トップのバッド氏、二番底に陥る可能性排除せず

英予算責任局(OBR)の責任 者を先週、辞任したアラン・バッド氏は、英国は再びリセッション (景気後退)に陥るリスクがあるとの認識を示した。

バッド氏は英BBCラジオ4の番組「トゥデー」のインタビュ ーで、「ファンチャートはその可能性があることを示している」と述 べ、「それが最も可能性の高い展開だとは思わない。最も可能性が高 いのは英経済が成長を続けることだ。だが、どのようなこともあり得 ないとして排除はできない」と続けた。

英国は2009年10-12月(第4四半期)にリセッションを 脱したものの、記録的な財政赤字の削減計画が景気回復見通しに影を 落としている。国内総生産(GDP)伸び率は4-6月(第2四半期) に急激に加速した後、財政緊縮計画の規模をめぐる懸念が高まる中、 7月にはペースが減速したことが調査から示されている。

英政府統計局(ONS)の11日の発表によると、第2四半期 の雇用者数は18万4000人増加し2900万人と、増加幅は1989 年以降で最大となった。2012年末時点の目標水準を達成した。

バッド氏は「雇用水準は2年以上早く目標を達成した」とした 上で、「これまでのところは順調だが、まだ回復は初期段階にある」 と注意を促した。

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