電気自動車で世界一周レース、ジュネーブ出発-国連やグーグルが支援

再生可能エネルギーで発電した 電力で走る自動車の世界一周レースが16日、スイスを起点に始まっ た。レースは80日以上におよび、走行距離は3万キロに達する。

世界一周レースのウェブサイト「ゼロレース」によると、参加チ ームはスイスのジュネーブをこの日出発、ドイツのベルリンを通過し 中国・上海に向かう。国連環境計画(UNEP)やグーグルなどをス ポンサーとする参加チームはその後、カナダのバンクーバーからレー スを再開し、米国・ロサンゼルスへと下る。また、今年11月に開か れる第16回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)に合わ せ、開催地のメキシコ・カンクンに集合する。

レースはクリーンエネルギーを動力とする自動車への関心の高ま りを反映。トヨタ自動車や米ゼネラル・モーターズ(GM)、独ダイ ムラーなどの自動車メーカーはすでに、ハイブリッドや電気モーター、 燃料電池を搭載した自動車やトラックの計画を打ち出している。

UNEPのシュタイナー事務局長は、「このようなクリーン技術 への取り組みは、環境に優しい低炭素社会を築くための個々の努力の 重要性を強調するものだ」とレースのウェブサイトで述べた。

レースを主催する団体は、世界一周レースの目的は「一般の意識 を高め、政府や国民に持続可能な将来に向けた行動を促進し、支援す ることにある」と説明。車両の信頼性や動力、スピード、エネルギー 効率などの項目に基づき勝者が選ばれるという。

レース参加車両は二人乗りで、少なくとも時速80キロで250キ ロ走行することが求められている。

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