グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場 の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は上昇。ハンセン指数が5営業日ぶりに反発した。 中国が4-6月(第2四半期)の国内総生産(GDP)規模で日本を 抜いて世界2位となり、香港の消費が中国成長の恩恵を受けるとの楽 観的な見方が広がった。

百貨店チェーンの新世界百貨中国(825 HK)は4.6%高。ハン セン指数への新規採用が決まった婦人靴販売の百麗国際(1880HK) は2.9%高となった。香港最大の電力会社、CLPホールディングス (2 HK)は1.6%高。1-6月(上期)の利益が市場予想を上回っ たことが好感された。

不動産株は軟調。香港当局が住宅価格の過熱抑制のため、住宅ロ ーンに関する規則を厳格化し、不動産用地の供給を増やす方針を発表 したことが弱材料。香港最大の不動産開発会社、サンフンカイ・プロ パティーズ(新鴻基地産発展、16 HK)は4.1%安。サイノ・ランド (信和置業、83 HK)は5.7%安。

ハンセン指数は前週末比40.55ポイント(0.2%)高の

21112.12。一時は最大0.9%下げた。指数を構成する43銘柄のう ち、上昇が26銘柄、下落が16銘柄、1銘柄が変わらず。ハンセン 中国企業株(H株)指数は0.7%高の11726.90。

BEAユニオン・インベストメント・マネジメントの調査マネジ ャー、スティーブ・ツェ氏は、「ハンセン指数に採用される百麗国際 など内需関連株に関心がある」と発言。一方で「不動産銘柄について は、香港当局が不動産市場の過熱抑制姿勢を示していることから警戒 している」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式相場は続伸。上海総合指数が今月最大の上昇率となった。 資源に対する中国の需要の強さが同国景気の底堅さを浮き彫りにした。 この日発表された日本の4-6月(第2四半期)国内総生産(GDP) は規模で中国を下回り、中国が世界2位の経済大国に浮上した。

ばら積み船運航で世界最大手、中国遠洋運輸集団(コスコ・ホー ルディングス、601919 CH)が値幅制限いっぱいの10%高。中国鉄 鋼業界が鉄鉱石輸入を再び活発化させたことを受け、海上運賃が上昇 していることが好感された。同業の中海発展(600026 CH)も9% の値上がり。同国の石炭生産最大手、中国神華能源(601088 CH) は5.4%高。電力消費の増加を背景に生産を増やしたと発表したこと が手掛かり。

太陽電池パネル製造部門を持つ保定天威保変電気(600550 CH) は6%高。太陽光発電装置を製造する江蘇華盛天龍光電設備 (300029 CH)は7%高。代替エネルギー産業発展のための10カ年 計画を政府が準備しているとの中国証券報の報道が材料。

上海坤陽投資管理のファンドマネジャー、戴明氏は「中国経済が 二番底に陥る可能性は低く、軟着陸の公算が非常に大きい。これが株 価の反発を支える」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前週末比55.01ポイント(2.1%)高の2661.71 と、7月28日以来の大幅な上昇率。上海、深セン両証取のA株に連 動するCSI300指数は同2.3%高の2922.08。

【インド株式市況】

インド株式相場は下落。指標のセンセックス30種株価指数は2 週間ぶり安値となった。リライアンス・コミュニケーションズの4- 6月(第1四半期)利益が過去最大の落ち込みとなったことが嫌気さ れ、同銘柄を中心に売られた。

インド2位の携帯電話サービス会社、リライアンスは2.7%安。 4-6月期利益は為替要因と競争激化に伴う値下げが響き、前年同期 比で85%減少。国内最大の風力タービンメーカー、スズロン・エナ ジーは約1年ぶりの安値を付けた。四半期損失が2倍に膨らんだこと が売り材料となった。

ボンベイ証券取引所のセンセックス指数は前週末比116.25ポイ ント(0.6%)安の18050.78で終了。リライアンス(RCOM IN) 終値は163.65ルピーと、6月2日以来の安値で引けた。スズロン (SUEL IN)は7.3%下げ52.35ルピー。終値ベースでは2009年 4月以来の低水準となった。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前週末比21.1ポイント(0.5%)安の

4438.5。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比2.93ポイント(0.2%)安の

1743.31。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比49.64ポイント(0.6%)高の7941.22。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前週末比6.46ポイント(0.2%)安の2933.51。

【マレーシア株式市況】

FTSEブルサマレーシアKLCI指数は前週末比10.43ポイ ント(0.8%)高の1370.58。

【タイ株式市況】

SET指数は前営業日比1.61ポイント(0.2%)安の860.55。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前週末比0.41ポイント安の3052.60。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前週末比10.15ポイント(0.3%)高の

3479.67。

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