アジア株:ハイテク・金融中心に売られる-指数は下げ幅を取り戻す

【記者:Lynn Thomasson and Monami Yui】

8月16日(ブルームバーグ):16日のアジア株式相場はハイテ クや金融株を中心に売られ、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上 回った。日本の4-6月期の実質国内総生産(GDP)が過去3四 半期で最も低い伸びにとどまったことや、香港当局が住宅価格の抑 制措置を発表したことが売り材料となった。

ソニーとホンダが安い。時価総額で香港最大の不動産開発会社、 サンフンカイ・プロパティーズは香港域内の不動産需要が低下する との懸念から3.8%安。アジア太平洋地域の主要株価指数は、中国株 の上昇を受けて下落分を取り戻した。上海総合指数は2営業日合計 の上昇が今月に入って最大となった。

大和投資信託の長野吉納シニアストラテジストは、投資家のセ ンチメント回復には、米経済指標の良い数字を中心に何らかのきっ かけが必要だろうと指摘。同氏は「日本景気は弱いの一言」だと語 った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時38分現在、前週 末比ほぼ変わらずの117.90。指数構成銘柄のうち、値上がり銘柄数 と値下がり銘柄数の割合は約6対7。日経平均株価は前日比56円 79銭(0.6%)安の9196円67銭で引けた。

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