米グーグルや独メルク、CP市場の回復を主導-金利低下が追い風

インターネット検索最大手の米グ ーグルやドイツの製薬会社メルクが、コマーシャルペーパー(CP) 市場の回復を主導している。借り入れコストが低下する中、1兆1000 億ドル(約94兆円)規模の米CP発行市場に占める非金融会社のシェ アは、2002年以降で最大となっている。

米連邦準備制度理事会(FRB)の統計(季節調整済み)による と、非金融会社のCP発行残高は1510億ドルで、全体に占める割合は 14%。今年に入って47%増加した。グーグルは先月、最大30億ドル 規模のCPプログラムを開始。メルクもCP発行を通じて7月の米ミ リポア買収の資金を調達した。

1930年代以降最悪の金融危機につながった信用市場の凍結から 3年。CP発行額の大幅な増加は、米国が景気の二番底を回避すると の企業の確信を反映している可能性がある。最上級格付けの事業会社 が発行する90日物CPの利回りは年0.27%と、過去10年間の平均の

1.94%を下回っている。

バークレイズ・キャピタルのCP担当グローバル責任者、クリス・ コネッタ氏は「CP市場には信頼感がある。事業会社にとって資金調 達コストが非常に安いので、一部が発行を再開している」と指摘した。

米商務省が7月30日発表したところによると、企業による機器や ソフトウエアへの設備投資は、4-6月(第2四半期)に22%増と、 1997年以来の大幅な伸びとなった。1-3月期は20%増だった。

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