米リーマン所有の美術品競売、債権者は新たに約14億円回収も

破たんした米証券リーマン・ブラ ザーズ・ホールディングスが所有していた残りの美術品を収集家らが 積極的に購入することで、債権者は1600万ドル(約14億円)を新た に回収するもようだ。

ニューヨークのサザビーズやロンドンのクリスティーズ・インタ ーナショナル、フィラデルフィアのフリーマンズでは秋に、ダミアン・ ハーストとルシアン・フロイド、アンドレアス・グルスキー、ゲイリ ー・ヒュームの作品を含む約1000点が競売にかけられる。出展物には、 ロンドン・カナリーワーフのオフィス屋外の金属標識、最大3000ポン ド(約40万円)相当に加え、600ポンド以上する役員室の葉巻ケース や紅茶缶も含まれる。

リーマンは2008年9月15日に破産法の適用を申請した当時、世 界4位の投資銀行だった。

クリスティーズ・サウスケンジントンの英国・アイルランドの美 術品担当責任者、ウィリアム・ポーター氏はインタビューで「リーマ ンの破たんが経済の転換点になったことは誰もが認識している」とし、 「その汚名が美術品の良い来歴になっている」と語る。

サザビーズはニューヨークで9月25日にリーマンの米国にある コレクションから400点を提供する。クリスティーズはリーマンのロ ンドンと欧州のオフィスに飾られていた300点を9月29日に競売にか ける。フリーマンズは11月7日に現代の作品の一部のオークションを 実施する。

(レイバーン氏は美術品市場に関してブルームバーグ・ニュースに 寄稿しています。この記事の内容は同氏自身の見解です)

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