米フォートレスのAGF買収、債券価値は7.92億ドル以上下落

アメリカン・ゼネラル・ファイ ナンス(AGF)の社債価値は、米フォートレス・インベストメン ト・グループが先週、買収合意を発表して以来7億9200万ドル以 上を失った。米ルーミス・セイレスや債券ファンド運用最大手米パ シフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)など AGFの債券保有者は打撃を受けている。

アナリストや投資家らによると、フォートレスはAGF買収に よって同社が抱える170億ドルの債務を圧縮するため、割安価格で AGFの債券スワップもしくは買い戻しを模索するとの懸念が広が った。今年6月にはAGFの親会社である米保険アメリカン・イン ターナショナル・グループ(AIG)が最上位格付けの銀行にAG Fを売却するとの観測から値上がりしていた。

米ヘッジファンド、グレーシー・クレジット・オポチュニティ ーズ・ファンドの最高投資責任者(CIO)、ジェームズ・パルミシ アーノ 氏は「歴史ある投資適格級の会社を買い手として失ったこ とが、売り浴びせの鍵となった」と述べ、フォートレスの「経営陣 は賢明であり、知識も豊富で日和見だ。値打ちがない限り、つまり 今以上に価格が下落しない限り債券の買い戻しはしないだろう」と 続けた。

AGFの債券価格は先週、2008年9月以来で最大の値下がり を記録した。

米金融取引業規制機構(FINRA)の債券価格報告システム、 トレースによると、AGFの30億ドル相当の社債(表面利率6.9%、 2017年償還)は、フォートレスによる買収合意発表の前日8月10 日には額面1ドルに対し90セントだったが、その後3日間で78 セントまで下げた。

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