米で住宅金融サミット開催へ、「めちゃくちゃな改革」けん制する声も

【記者:Lorraine Woellert】

8月16日(ブルームバーグ):米国の住宅金融制度をどのように 修復するかについて、米財務省などが主催する業界幹部らの会議が 17日開かれる。業界の利害関係者からは、「めちゃくちゃにしない でくれ」というあからさまなメッセージが送られることになりそう だ。

住宅業界の利害を代弁する人々や関係者らは、米国の住宅金融 の規模と複雑さを考えた場合、オバマ政権が間違った方向に動けば、 融資の制限や住宅価格の押し下げ、差し押さえの増加を招き、景気 を減速させることになりかねないと警告する。一部の議員らは、フ ァニーメイ(連邦住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅貸付 抵当公社)のような政府が支援する住宅ローン保証機関を廃止し、 無制限の救済をやめるべき時だと主張している。

全米ホームビルダー協会(NAHB)の住宅金融担当シニア・ バイスプレジデント、デービッド・レッドフォード氏は住宅金融シ ステムをめぐる議論について、「飛行機を飛ばし続けたまま、組み立 てているようなものだ」と批判する。NAHBによれば、米国の国 内総生産(GDP)に占める住宅投資と関連サービスの割合は全体 の15%と医療関連に次いで2番目に大きい。

財務省と住宅都市開発省が共催する今回の会議には、米住宅ロ ーン大手のバンク・オブ・アメリカ(BOA)とウェルズ・ファー ゴ、世界最大の債券ファンドを運用し、ファニーとフレディの債務 の大口の保有者の一つである米パシフィック・インベストメント・ マネジメント(PIMCO)の担当幹部らが出席を予定している。

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