菅首相、終戦記念日の靖国参拝を見送り-戦没者墓苑で献花

「終戦の日」の15日、菅直人首相 は靖国神社の参拝を見送った。首相は10日の記者会見で、「総理在任 中に靖国神社にお参りすることはしないということを就任の時にも申 し上げた」と明言しており、靖国参拝に反対する中国や韓国に配慮し たとみられる。

菅首相はこの日、都内の千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れて献花した後、 政府主催の全国戦没者追悼式に出席。「先の大戦では多くの国々、とり わけアジア諸国の人々に対し、多大の損害と苦痛を与えました。深く 反省するとともに、犠牲となられた方々とそのご遺族に対し、謹んで 哀悼の意を表します」と述べた。さらに、「式典にあたり、不戦の誓い を新たにし、戦争の惨禍を繰り返すことのないよう、世界の恒久平和 の確立に全力を尽くすことをあらためて誓います」と強調した。

一方、自民党は谷垣禎一総裁、大島理森幹事長、安倍晋三元首相 らが靖国神社に参拝した。

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