短期市場:翌日物0.09-0.10%か、積み初日と国債発行も調達は安定

短期金融市場の無担保コール翌日 物は誘導目標0.1%に対して0.09-0.10%で取引されそうだ。この日 から準備預金の新しい積み上げ期間が始まる上、国債発行に伴う資金 不足日にも当たり、調達需要の増加が見込まれる。もっとも、日本銀 行の潤沢な資金供給を背景に取引を急ぐ展開にはなりにくいとみられ る。

前週末13日の翌日物の加重平均金利は0.3ベーシスポイント(bp) 低下の0.093%だった。地方銀行や信託銀行が0.09%を中心に調達し た後、0.08-0.085%で推移した。都市銀行や年金が払い込まれた地銀 は調達意欲が弱かった。

この日は8月分の積み期間(8月16日-9月15日)の初日に当 たる上、国庫短期証券(TB)3カ月物と2年債、5年債、個人国債 の発行が重なり、財政要因は3.9兆円程度の大幅な資金不足になる。 もっとも、大方の不足幅は日銀の金融調節ですでに埋まっている。

日銀が前週末に実施した16日スタートの全店共通担保資金供給 オペ8000億円(期日9月7日)は最低落札金利が下限0.10%、平均 落札金利は0.101%と低水準で、この日の資金手当ても落ち着いた展 開が予想される。レポ(現金担保付債券貸借)取引は0.10-0.11%で 低位安定が見込まれる。

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座預 金は2000億円減の17兆9000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀) は1000億円増の12兆4000億円程度になる見込み。短資会社各社の予 想では、調節は見送られるとの見方が多い。

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