集中投資で著名な米ヒーブナー氏、ゴールドマン株や鉱業株を売却

米資産運用会社キャピタル・グ ロース・マネジメントは、運用責任者のケネス・ヒーブナー氏の下、 4-6月(第2四半期)に米ゴールドマン・サックス・グループの株 式とモルガン・スタンレー株、一部鉱業株を売却した。13日の米証 券取引委員会(SEC)への届け出で明らかになった。

それによると、同社は鉱業の米フリーポート・マクモラン・カッ パー・アンド・ゴールドとカナダのテック・リソーシズ、米クリフ ス・ナチュラル・リソーシズの株式を売却。一方、新規に最も多く買 い入れたのは、フラッシュメモリーカード最大手の米サンディスク株 (520万株)だった。

運用資産額36億4000万ドル(約3150億円)のCGMフォーカ ス・ファンドの責任者ヒーブナー氏は、狙いを定めた業種に集中投資 し、迅速な売買を仕掛けることで知られる。ブルームバーグのデータ によれば、同ファンドの過去5年間の年平均リターンはプラス1.2%。

ゴールドマン株の保有は、1-3月(第1四半期)には最も多か った。同行は債務担保証券(CDO)の組成・販売で投資家を欺いた としてSECに提訴され、7月に5億5000万ドルを支払い和解する ことで合意した。

CGMフォーカス・ファンドは、2007年にはリターンがプラス 80%に上昇。エネルギー・資源関連株の上昇に賭けたヒーブナー氏の 戦略が当たった。しかし今年は、成長鈍化懸念による商品相場の下落 を受け、投資方針を変更している。

原題:Heebner Fund Exits Investment Banks, Mining

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