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加ドル:3日続落、3週間ぶり安値-GDP統計で成長減速の兆候

30日の外国為替市場でカナダ・ ドルは対米ドルで約3週間ぶりの安値に下落。同国の4月の国内総生 産(GDP)が市場の予想に反して前月比横ばいとなったことに加え、 6月の米ADP民間雇用者数の増加幅が市場予想を下回ったことが響 いた。

為替先物トレーダーらがカナダ銀行(中央銀行)は年内4回の金 融政策決定会合すべてで利上げを行うとの見方を後退させるなかで、 カナダ・ドルは3営業日続落した。今年4-6月(第2四半期)は4.6% 下げ、四半期ベースでは2009年1-3月(第1四半期)以来初めて の下落となった。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダのシニア為替ストラテジスト、 デービッド・ワット氏(トロント在勤)は「景気回復から緩やかな成 長という予想以上に不安定な移行期にあるようだ」と指摘。また「G DP統計は1-3月期に比べ4-6月期に成長が減速したことを浮き 彫りにした」として、それがカナダ銀行の政策金利見通しに重くのし かかっていると語った。

カナダ・ドルはトロント時間午後5時(日本時間7月1日午前6 時)現在、前日比0.8%安の1米ドル=1.0639カナダ・ドル(1カ ナダ・ドル=0.9399米ドル)と、6月7日以来の安値。前日は1.0560 カナダ・ドルだった。

カナダ国債市場で10年物国債(表面利率3.5%、2020年6月償 還)の価格は14セント高の103.57カナダ・ドル、利回りは3.08%。 同利回りは一時、4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下 の3.062%と、昨年5月6日以来の低水準を付けた。4月には今年最 高の3.751%に達していた。

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