コンテンツにスキップする

グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市 場の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は続落し、指標のハンセン指数が2週間ぶり安値で 引けた。米国の消費者信頼感悪化で米景気回復への懸念が強まり、輸 出関連銘柄や海運、資源など景気敏感株が下げた。

米ウォルマート・ストアーズなどに商品を納める香港の輸出会社、 リー・アンド・ファン(利豊、494 HK)は3.7%安。携帯電話端末 の受託生産大手の富士康国際(2038 HK)は6.9%下げた。同社が 明らかにした1-6月(上期)の赤字見込みが嫌気された。産銅中国 最大手の江西銅業(358 HK)は商品相場安を受けて0.5%安。

ハンセン指数は前日比119.91ポイント(0.6%)安の

20128.99と、今月15日以来の安値。43銘柄中、下落は25銘柄、 上昇は15銘柄、3銘柄が変わらずだった。ハンセン中国企業株(H 株)指数は前日比0.6%安の11466.24。

MFCグローバル・インベストメント・マネジメントで資産運用 に携わるテラス・チャム氏(香港在勤)は、「景気が弱まる兆候が見 られることから投資家は慎重だ」と述べた。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが29日発表した6月の 米消費者信頼感指数は52.9と、ブルームバーグがまとめたエコノミ スト予想以上に大幅低下した。

コンテナ船運航で中国最大手の中国遠洋運輸集団(コスコ・ホー ルディングス、1919 HK)は1.5%安。

商品相場の指標であるロイター・ジェフリーズ・CRB指数は 29日、2.8%低下と2009年8月以来の大幅な下げとなった。

アルミニウム生産で中国最大手の中国アルミ(チャルコ、2600 HK)は1.8%安。同業世界最大、ロシアのUCルサール(486 HK) は4.2%下落。

【中国株式市況】

中国株式相場は6営業日続落。上海総合指数はこの1年2カ月余 りの最安値水準での低迷が続いた。エコノミストらが政策引き締め措 置や欧州債務危機の影響などを理由に中国の成長率見通しを引き下げ るとの懸念が広がった。

銅生産で中国最大手の江西銅業(600362 CH)は5.7%安、亜 鉛生産最大手の株州冶煤集団(600961 CH)は2.7%安と資源株の 下げを主導した。金属相場の下落が嫌気された。時価総額ベースで2 位の不動産開発会社、保利房地産集団(600048 CH)は3.8%安。

ばら積み船運航で世界最大手、中国遠洋運輸集団(コスコ・ホー ルディングス、601919 CH)は1.1%安。中海発展(600026 CH) も1.1%の下げ。世界貿易の縮小による海上輸送需要の減少が懸念さ れた。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏(上海在勤)氏は、「景 気と企業業績の伸びに対する市場の見通しは一段と悲観的になってお り、こうした不安はデータの発表とともに向こう数カ月で現実のもの となるだろう」と指摘。「上海総合指数は今回の調整局面で2300を 下回る」と予想した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比28.68ポイント(1.2%)安の2398.37と、 2009年4月9日以来の安値で引けた。4-6月(第2四半期)では 23%の下落と、四半期ベースで08年1-3月(第1四半期)以来の 大幅な下落率となった。上海、深セン両証取のA株に連動するCSI 300指数は1.1%安の2563.07だった。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのエコノミスト、 陸挺氏(香港在勤)はリポートで、中国のエコノミストの3分の1が、 不動産市場の引き締め措置を理由に、10年と11年の「過度に強気」 の成長率見通しを向こう数週間で下方修正する可能性があると指摘。

【インド株式市況】

インド株式相場は上昇。政府当局者が燃料価格の上限撤廃で石油 会社の損失は半減すると発言したことがきっかけ。指標のセンセック ス30種株価指数は四半期ベースでは、過去30年余りで最長の続伸 となった。

世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズは

2.1%上昇。インド紙エコノミック・タイムズは匿名の関係者2人の 話を引用し、同社が近く米DEショーと金融サービスの合弁事業を設 立することで合意するもようだと報じた。

国営エネルギー探査会社、石油天然ガス公社(ONGC)は最高 値を記録した。インド財務省の筆頭経済顧問、カウシク・バス氏は、 燃料価格を政府統制から自由化することで小売価格も下落するだろう と語った。

ボンベイ証券取引所のセンセックス指数は前日比166.81ポイン ト(1%)高の17700.90で終了。四半期ベースでは1979年7- 9月(第3四半期)以来で最長の6四半期連続高。リライアンス (RIL)終値は1089.85ルピー、ONGC(ONGC IN)は1.1%高 の1320.80ルピーで引けた。過去4日で11%上げている。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比44.2ポイント(1%)安の4301.5。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比9.47ポイント(0.6%)安の

1698.29。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比94.20ポイント(1.3%)安の7329.37。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比5.17ポイント(0.2%)高の2835.51。

【マレーシア株式市況】

FTSEブルサマレーシアKLCI指数は前日比5.82ポイン ト(0.4%)安の1314.02。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比1.78ポイント(0.2%)安の797.31。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比20.31ポイント(0.7%)高の

2913.68。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比8.81ポイント(0.3%)高の

3372.71。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE