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英中銀のポーゼン委員:景気回復は「一時的」、再び後退するリスクも

イングランド銀行(英中央銀行) 金融政策委員会(MPC)のアダム・ポーゼン委員は、英経済の回復 が「一時的」なため、政府の財政引き締めと低迷しつつある欧州経済 の影響で再びリセッション(景気後退)に陥るリスクがあるとの見方 を示した。

同委員は30日のロンドンでの講演で、「英経済は2つの局面の間 を行き来する可能性がある。1つは現在のような弱い回復局面で、も う1つは本格的なデフレでないにしても深刻なリセッションへの後戻 りだ」と発言した。

「英国が幸運であれば、国内経済が回復する自然な傾向と欧州を 除いた世界経済の持続的な成長と合わせ、現行の金融政策スタンスが 英国に良い結果をもたらすことは十分あり得る」と続けた。

今月のMPCで主要政策金利を0.5%の過去最低に据え置くこと に大方の委員と共に賛成したポーゼン委員は、金融面での緊急の刺激 策が「インフレ見通しの緩やかな上昇」に役立ったとも語った。

同委員は、英景気回復が一段と本格化した場合はインフレリスク が生じるとし、その段階で「政策金利の引き上げに賛成の1票を喜ん で投じる」とも言及。ただ「そうした好ましい状況に達することを確 信しているとは残念ながら言えない」と付け加えた。

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