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中国株(終了):上海総合指数、昨年4月以来の安値-景気見通し懸念

中国株式相場は6営業日続落。上 海総合指数はこの1年2カ月余りの最安値水準での低迷が続いた。エ コノミストらが政策引き締め措置や欧州債務危機の影響などを理由に 中国の成長率見通しを引き下げるとの懸念が広がった。

銅生産で中国最大手の江西銅業(600362 CH)は5.7%安、亜鉛生 産最大手の株州冶煤集団(600961 CH)は2.7%安と資源株の下げを主 導した。金属相場の下落が嫌気された。時価総額ベースで2位の不動 産開発会社、保利房地産集団(600048 CH)は3.8%安。

ばら積み船運航で世界最大手、中国遠洋運輸集団(コスコ・ホー ルディングス、601919 CH)は1.1%安。中海発展(600026 CH)も1.1% の下げ。世界貿易の縮小による海上輸送需要の減少が懸念された。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏(上海在勤)氏は、「景気 と企業業績の伸びに対する市場の見通しは一段と悲観的になっており、 こうした不安はデータの発表とともに向こう数カ月で現実のものとな るだろう」と指摘。「上海総合指数は今回の調整局面で2300を下回る」 と予想した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比28.68ポイント(1.2%)安の2398.37と、2009 年4月9日以来の安値で引けた。4-6月(第2四半期)では23%の 下落と、四半期ベースで08年1-3月(第1四半期)以来の大幅な下 落率となった。上海、深セン両証取のA株に連動するCSI300指数 は1.1%安の2563.07だった。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのエコノミスト、 陸挺氏(香港在勤)はリポートで、中国のエコノミストの3分の1が、 不動産市場の引き締め措置を理由に、10年と11年の「過度に強気」 の成長率見通しを向こう数週間で下方修正する可能性があると指摘し た。

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