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商品のトータルリターン指数:4-6月は1年余りで最大の低下か

商品相場の4-6月(第2四半期) のパフォーマンスは過去1年余りで最低となりそうだ。中国や米国の 経済成長鈍化により需要が後退するとの懸念が投資家の間で高まった ことが背景にある。

商品24銘柄で構成するS&P GSCIトータルリターン指数 は工業用金属やガソリン、原油主導で3月末以降11%下げ、2008年 10-12月(第4四半期)以降で最大の低下となっている。

6月の米消費者信頼感指数が予想を上回る悪化となったことから、 同指数は29日、2.9%低下した。ブルームバーグがエコノミスト66 人を対象に実施した調査によると、米国の経済成長は向こう2四半期、 鈍化すると予想されている。石炭や銅など原材料の世界最大の消費国 である中国でも成長鈍化が見込まれている。

スイスの商品資産運用会社ディアパソン・コモディティーズ・マ ネジメントで約65億ドルの運用を手掛けるショーン・コリガン氏は、 「実際に成長が鈍化すれば、商品銘柄の中で工業用原材料が最も選好 されなくなるのは明らかだ」と指摘。「景気が困難な状況にある局面で は、金が最も高いパフォーマンスを見込める商品だ」と述べた。

S&P GSCI指数の構成銘柄のうち、金の4-6月の上昇率 は11%で3位。アラビカ種コーヒーが20%で1位、天然ガスは18% で2位だった。

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