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米メリルリンチ:中国の景気先行指数に欠陥見られる-先行性に疑問符

バンク・オブ・アメリカ(BOA) メリルリンチは、29日に修正された中国の景気先行指数には欠陥が 見られるとの見解を示した。

BOAメリルの香港在勤エコノミスト、陸挺氏は30日付のリポ ートで、米民間調査機関コンファレンス・ボードが公表している中国 の景気先行指数は「質の低い月間統計に過度に依存したものだ」と述 べ、「それほど先行性があるとは言えない」指標だと指摘した。

コンファレンス・ボードは今月発表した4月の先行指数の伸び率 を計算間違いがあったとして下方に訂正した。これを受けて世界的な 景気回復が頓挫しているとの懸念が強まり、世界の株式相場が急落し た。同指数は5月に初めて公表されたもので、コンファレンス・ボー ドは指数の信頼性の確立を目指している。

同指数は融資や原材料供給、輸出受注、供給業者の納品スピード などのデータを基に算出されている。陸氏はデータの質は低く、供給 業者の納品スピードが構成項目に含まれる点など、指数の構成には欠 陥があると懸念しており、季節調整は意味がない可能性があると指摘 している。

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