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日航:債務超過1000億円増-取引銀行と7月以降話し合い

企業再生支援機構の下で再建中の 日本航空は、債務超過額が1000億円程度増える見通しとなった。取引 銀行とは7月1日以降に金融支援・債権放棄などについて話し合う。 1月19日の発表時では、2010年3月末に債務超過額8676億円が見込 まれるとしていた。

支援機構の瀬戸英雄・企業再生支援委員長は30日の会見で、資産 査定の厳格化やリストラ加速などを受けて当初計画から2500億円程 度の負担増となる一方、経常損益が1500億円ぐらい改善していると述 べ、「これを引いた1000億円、債務超過が増えざるを得ない」との見 通しを示した。その上で、「これをもとに再生計画を立て、銀行と交渉 に入る」と語った。支援機構の中村彰利専務は会見で、7月1日以降 に取引銀行と金融支援・債権放棄などについて話し合うと語った。

日航再生計画の裁判所への提出期限は8月末。瀬戸氏は取引銀行 との交渉に関して「8月のお盆までには合意したい」と述べた。一部 の銀行からは日航へ追加融資を行う場合に支援機構の保証を求める声 が出ていることに関して、瀬戸氏は「選択肢の一つとして、保証する ことも検討する」と語った。

日航の稲盛和夫会長は同日の会見で、「私も少なくとも2、3年は がんばって、安心できる経営陣を育てたい」と述べ、当面は日航再建 の指揮をとっていく考えを示した。

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