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米住宅差し押さえ物件:1-3月は平均27%値引き販売-民間調査

米国では差し押さえ手続きにある 住宅が、今年1-3月(第1四半期)に平均で27%値引きして販売さ れた。米国で販売された住宅のうち、ほぼ3分の1は住宅差し押さえ の何らかの過程にあった。

米調査会社リアルティトラックが30日発表したリポートによる と、1-3月期に販売された住宅のうち23万2959戸は、デフォルト (債務不履行)ないし競売の通告、銀行の差し押さえ実行を受けた物 件だった。こうした物件数は、2009年10-12月(第4四半期)から は14%減少し、ピークを付けた前年同期を33%下回った。抵当流れ物 件の平均販売価格は17万1971ドル(約1525万円)。

リアルティトラックのマーケティング担当執行副社長、リック・ シャーガ氏はインタビューで「市場が物件であふれるのを避けるため、 金融機関は差し押さえ物件の競売件数を慎重に管理するだろう。その ため、値引き率は25-30%にとどまる見込みだ」と語った。

また、「市場が吸収している以上の物件数が投げ売り価格で投入さ れていることは明らかだ」と指摘した。1-3月期に銀行が新たに差 し押さえた物件数は25万戸を上回る。

リアルティトラックが今月発表した資料によると、米国の住宅差 し押さえ件数は5月に2カ月連続で過去最高を記録。銀行の差し押さ え実行が加速したことから、すべての州で件数が増加した。銀行によ る住宅差し押さえ件数は前年同月比44%増加し、4-6月(第2四半 期)には過去最高を更新する可能性があるという。

昨年の抵当流れ物件の販売件数は120万戸を上回り、08年から 25%増えた。07年比での増加率は4倍以上に上る。

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