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コクヨ株が反発、物流費圧縮で利益率が向上-純利益は一転増益へ

事務用品最大手のコクヨの株価が 一時2.3%高の764円と4営業日ぶりに反発。物流費など販売管理費の 削減で収益性が向上、今期(2010年12月期)の連結純利益は一転大幅 増益見通しとなった。29日の業績予想修正を受けて買いが先行した。

コクヨが29日の取引終了後に公表した業績予想によると、上半期 (1-6月)の連結純利益は前年同期比2倍の18億円になる見込み。 高付加価値商品の構成比が高まったことで粗利益率が計画より1.2ポイ ント上昇したほか、販売管理費を28億円圧縮し、営業利益率が3.6% に高まる見通し。前年同期実績は1.8%だった。

通期純利益予想は前期比35%増の8億円。前回予想は3億円だっ たため、5億円の増額修正となる。同社経理部の小野雅樹リーダーによ ると、今回の利益増額は、第2四半期以降の売り上げ不振で製品運搬コ ストなどが想定を下回っていることが主因という。

ギリシャに端を発した4月以降の欧州債務問題などで、企業のオフ ィス投資姿勢が急激に渋くなっている、と小野氏は説明する。「外部環 境が不透明なため、下半期(7-12月)はステーショナリー、ファニ チャーともに想定を下回る見通し」と述べていた。

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