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信越化株急落、半導体ウエハー下落を懸念―みずほ証格下げ

塩化ビニールや半導体ウエハーで 世界首位、信越化学工業の株価が前日比4.9%安の4135円まで大幅続 落。米国などの景気不透明感を背景に、電子材料や化学品事業の収益回 復期待が後退している。世界の半導体市場の成長鈍化やウエハー単価下 落への懸念から、みずほ証券では業績予想や投資判断を引き下げた。

みずほ証券の吉田篤アナリストは29日付リポートで、電子材料事 業を中心に同社の業績予想を引き下げた。2011年の世界半導体市場成 長率が10年比で微増にとどまるとの見通しに同証券予想を変更し、供 給過剰を背景にDRAM価格は1ギガバイト換算で10年の2.3ドルか ら11年に1.4ドルへ下落すると想定した。「シリコンウエハーへの影 響も少なくない」と指摘した。

これに伴い、12年3月期の300ミリウエハーの価格前提を前期比 4%上昇から同12%下落へ、200ミリウエハーも3%上昇から4%下落 へ下方修正した。前提条件の変更から、今期の連結営業利益予想を従来 の1680億円から前期比41%増の1650億円、来期を2070億円から1800 億円へそれぞれ減額した。投資判断は「アウトパフォーム」から「ニュ ートラル」、妥当株価も6000円から5000円に引き下げた。

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