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3カ月TIBOR7営業日ぶり低下、金融緩和浸透で金利引き下げ傾向

全国銀行協会が30日に公表した 東京銀行間貸出金利(TIBOR)は、3カ月物が7営業日ぶりに低下 した。ターム物金利を低めに誘導する日本銀行の金融緩和策が浸透し、 銀行はようやく提示金利の引き下げに動いた。

30日のユーロ円TIBOR3カ月物は前日比0.00308%低い

0.38077%と、2006年7月10日以来の低水準になった。3カ月物の 期日は9月中間決算期末をまたいでいるが、前日は横ばいで推移してい た。

国内銀行の短期金利ディーラーによると、金融緩和が浸透してい る最近の短期金融市場では、9月期末越えの上乗せ金利はほとんど生じ ないというのが大方の認識ではないかと指摘。3カ月物のTIBORは 低下方向に変わりないとの見方を示した。

期日が9月末をまたいだ29日の3カ月物では、国内銀行1行と外 国銀行1行が提示金利を0.01%引き上げたが、別の国内銀行1行が

0.01%引き下げ、全体の平均金利には影響しなかった。この日は国内 銀行4行が金利を0.01%引き下げた。

TIBORは銀行貸し出しの基準金利になっており、月末の貸出 金利の設定日を通過すると提示金利を引き下げる銀行が増える傾向があ る。また、メガバンクなど大手行による金利の引き下げに他行が追随す る場合も多いという。

3カ月物のユーロ円TIBORを取引対象にしているユーロ円3 カ月金利先物相場は、TIBORの低下を受けて午後に小幅上昇(金利 は低下)。中心限月2011年3月物は前日比0.010ポイント高い

99.660(0.34%)と、9日以来の高値を付けた。

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