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ソブリン債危機、08年の危機再発との見方は誤り-ゴールドマン

ゴールドマン・サックス・グル ープは、現在のソブリン債危機と、2008年の米住宅ローン市場崩壊 の影響を受けた金融危機が類似しているとの見方に基づいた投資家の 取引について、誤りだと指摘した。

ゴールドマンのアルベルト・ガロ、アニー・チュー両ストラテジ ストは29日付顧客向けリポートで、各国は企業よりも多くの資金調 達方法を持つほか、経済は成長しており、政治家の知識はより深く、 民間のバランスシートはより健全で、銀行が保有する流動性は1兆 2000億ドルだと指摘。これに対し08年の同流動性は2000億ドル だったことを考慮すれば、現在のソブリン債問題は2年前のサブプラ イム住宅ローンに端を発した危機に比べて、及ぼす影響が小さいとの 見方を示した。

リポートでは、「現在の市場が織り込んでいる市場全体のシステ ミックリスクは、経済指標が示すものよりもはるかに悪い内容だ」と 記述。「現在の環境は住宅ローン危機とは異なっている。重大ニュー スが出るリスクは今後数週間、高水準にとどまる公算が大きいも のの、それ以降は債券保有者にとって安定を予想する」と続けた。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 大塚 美佳 Mika Otsuka +1-212-617-5823 motsuka3@bloomberg.net Editor: Shigeru Chiba 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Bo Nielsen at +45-33-457-122 or bnielsen4@bloomberg.net

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