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香港株(終了):5週ぶり大幅安-民間機関指標修正で中国の成長懸念

香港株式相場は下落し、指標のハ ンセン指数が5週間で最大の下げとなった。米民間調査機関コンファ レンス・ボードが4月の中国景気先行指数を下向きに訂正したことか ら、中国の成長をめぐる懸念が浮上した。

玩具や繊維を輸出する香港の商社、リー・アンド・ファン(利豊、 494 HK)は4.8%下落。欧州最大の銀行、HSBCホールディングス (5 HK)は2.1%安。沖合石油探査で中国最大手の中国海洋石油(C nooc、883 HK)は原油相場の続落を受けて3.6%下げた。

三菱UFJ投信のファンドマネジャー、冨田道也氏(香港在勤) は、中国の賃金上昇による利益率低下と欧州への輸出減退によって7 -12月期の企業利益が低下するとの懸念があるとして、欧州向け輸出 が大きく落ち込めば中国経済にハードランディングのリスクが生じる と指摘した。

ハンセン指数は前日比477.78ポイント(2.3%)安の20248.90 と、5月25日以来で最大の下げ。43銘柄中、42銘柄が下落。上昇は 1銘柄のみだった。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比2.7% 安の11536.20。

コンファレンス・ボードは4月の中国景気先行指数を前月比

0.3%上昇に訂正した。今月15日には同1.7%上昇と発表していた。

欧州などに衣料小売りチェーンを展開するエスプリ・ホールディ ングス(330 HK)は2.7%安。英スタンダードチャータード銀行(2888 HK)は1%下落。

産銅中国最大手の江西銅業(358 HK)は3.3%安。石炭大手のエ ン州煤業(1171 HK)は6.1%安。コンテナターミナル運営の中遠太平 洋(コスコ・パシフィック、1199 HK)は4.3%下落した。

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