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中国株(終了):下落、上海総合指数が6週ぶり大幅安-成長鈍化懸念

中国株式相場は5営業日続落。 上海総合指数が6週間ぶりの大幅下落となった。中国当局による不動 産抑制策や欧州の債務危機が中国経済の成長を鈍化させるとの懸念が 背景。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は、前日比108.23ポイント(4.3%)安の2427.05と、 5月17日以来の大幅な下落率。終値は1年2カ月ぶりの安値だった。 米民間調査機関コンファレンス・ボードが中国の4月の景気先行指数 を引き下げ方向に訂正したことが材料となった。テクニカル分析上の 下値支持線である2481を下回ったことで下げが大きくなった。

上海、深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は、前日比

4.6%安の2592.02。

ファウンデーション・アセット・マネジメント(香港)のマイケ ル・リアン最高投資責任者(CIO)は、「中国の景気減速の程度に は依然として不確かさがある」とした上で、「テクニカル上の主要な 水準をこの日割り込んだことが売り急ぎを引き起こしている」と述べ た。

資源株が下げた。中国の産銅最大手、江西銅業(600362 CH)は 7%安。アルミニウム生産で同国最大手のチャルコ(中国アルミ、 601600 CH)は4.9%安。商品相場の下落に加え、中国の輸出が「強 い逆風」に直面しているとシティグループが指摘したことが嫌気され た。同国最大の産金会社、紫金礦業(601899 CH)は6.4%安。

金融株も下落。中国銀行(601988 CH)は2.3%安。中国工商銀 行(601398 CH)は3.3%安。中国農業銀行の新規株式公開(IP O)により、投資資金が既存株式から離れる可能性があるとの懸念が 広がった。ヘルスケア株とテクノロジー株は、バリュエーション(株 価評価)懸念から小型株を中心に軟調だった。

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