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UAE、短期イスラム債発行も-償還期限のミスマッチを解消

ペルシャ湾岸諸国2位の経済規模 を持つアラブ首長国連邦(UAE)は、マレーシアやバーレーン、イ ンドネシアに続き、償還期限12カ月未満の短期イスラム債を発行す る可能性がある。ロイヤル・キャピタルが指摘した。議会が国内債券 市場の創設を検討している。

バーレーンの投資銀行ユナイテッド・ガルフ・バンクが44%出資 するロイヤル・キャピタルのポートフォリオ運用責任者アーメド・タ ルハウイ氏は、イスラム債はイスラム法を順守する銀行の投資選択肢 を拡大させると指摘した。UAEのイスラム銀行8行の預金残高は昨 年末時点で計498億ドル(約4兆4000億円)と、全体の約19%を 占めた。スワイディ中銀総裁が14日、シンガポールで開かれたイス ラム金融関連の会合で明らかにした。

タルハウイ氏は今週、インタビューに対し、イスラム法を順守す る銀行は「償還期限のミスマッチ(不整合)に直面している。預金残 高は高水準だが、選択肢は限られている。一部の銀行は、短期債務と、 より償還期限の長いイスラム債への投資資産をマッチングさせる危険 なゲームをしている」と語った。

イスラム債市場の規模が世界最大のマレーシアのほかバーレーン とインドネシアは、金融システムの資金吸収や短期債の指標作りのた め、短期イスラム債を発行している。スワイディ中銀総裁が3月に明 らかにしたところによると、UAEの議会は政府債市場を年末までに 創設する案を検討中。

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