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電気自動車の米テスラが上場-今年の米新規公開株で上昇率2位

電気自動車メーカーの米テスラ・ モーターズが29日にナスダック・ストック・マーケットに上場し、 初日終値は新規株式公開(IPO)価格を41%上回った。同社は前日 に2億2600万ドル(約200億円)規模のIPOを実施していた。米 自動車メーカーのIPOは半世紀ぶり。

29日終値はIPO価格の17ドルに比べて6.89ドル高い23.89 ドル。米新規公開株の上場初日の値上がり率としては、3月16日に 上場したファイナンシャル・エンジンズの44%高に次ぐ今年2番目の 大幅上昇を演じた。

テスラはIPOで1330万株を公開。IPO価格の仮条件は14 -16ドルだった。テスラはIPOで調達した資金を工場の費用や今後 の買収に充てる方針。同社の電気自動車「ロードスター」の価格は10 万9000ドルで、俳優のブラッド・ピットやジョージ・クルーニーも 購入している。

米自動車メーカーのIPOは1956年のフォード・モーター以来。 テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は共同で創業し たインターネット決済サービスのペイパルの売却益などで蓄えた個人 資産7000万ドル余りをテスラに投じ、電気自動車の開発を進めてい る。ロードスターは映画俳優やミュージシャン、電気自動車の支持者 らに約1000台販売されているが、同社は2003年7月の設立以来、 各四半期決算で赤字を計上している。今回のIPOに伴いトヨタ自動 車は5000万ドル相当の株式を購入する計画。

テスラは28日に公開株数を1100万株から1330万株に増やした 結果、IPOの規模は当初計画よりも27%拡大した。IPOの幹事は ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレー、JPモ ルガン・チェース、ドイツ銀行が務めた。

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