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米国:4月の米住宅価格、上昇へ-6月の消費者信頼感指数は低下か

米国では住宅価格が4月に上昇し たもようだ。一方、6月の消費者信頼感は2年ぶりの高水準からの低 下が予想されている。景気回復を持続させるには、雇用の回復が必要 なことを示しているとエコノミストらは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、全米20都市を対 象にした4月のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・ シラー住宅価格指数は前年同月比3.4%上昇(26社の予想中央値)と 見込まれる。3月は同2.3%上昇だった。一方、米民間調査機関コン ファレンス・ボードが同日発表する6月の消費者信頼感指数は62.5 (71社の予想中央値)に低下したようだ。

住宅購入者に対する最大8000ドル(約71万円)の税額控除の期 限が終了したことに加え、差し押さえ件数の増加や失業率が高止まり していることで、今年の初めに安定し始めていた住宅価格が下落する 恐れが出ている。所得の伸びが需要回復に寄与しても、住宅価値を担 保にした借入枠が縮小すれば米経済の最大部分を占める家計支出を抑 制する可能性がある。

スタンダードチャータード銀行のエコノミスト、デービッド・シ ーメンス氏(ニューヨーク在勤)は「最悪の時期は過ぎ去ったが、さ らに値下がりする可能性はまだある」と指摘。「税額控除の期限終了 で、需要は大幅に低下した。雇用の先行きに神経質になっているとき に、消費者が住宅を購入しようとするだろうか」と述べた。

4月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は午前9時(ニュー ヨーク時間、以下同じ)に発表される。ブルームバーグ調査での予想 レンジは前年同月比1.3%-4.1%上昇。

コンファレンス・ボードは午前10時に6月の消費者信頼感指数を 発表する。予想レンジは59.5-65。5月は63.3と、2008年3月以来 の高水準だった。同指数の平均は09年が45、07年12月までの景気拡 大期は97だった。

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